【第2回】横井画伯独占インタビュー『商品デザインブレスト!』
『商品デザインブレスト!』

記念すべき30周年を迎える「SDガンダム」シリーズ。
周年記念企画として、SDガンダムの産みの親である横井画伯のプロデュースのもと、アパレルというジャンルでアニバーサリーアイテムの商品化が決定しました。
前回に引き続き、今回も横井画伯への商品化インタビューを公開!
今回ではいよいよデザインを決めていく上でのブレストの模様をお伝えします!
30周年記念アイテムは、2018年8月25日・26日に幕張メッセにて開催される「C3AFA TOKYO 2018」内の「バンダイ」ブースで先行販売・先行展示予定!
バンダイ:まず、今回の特別企画では横井先生にSDガンダムをテーマにした30周年記念Tシャツのデザインをしていただきたいと考えています。
ちなみに横井先生は絵がとてもお上手なので、「自分だったらこういうデザインのTシャツが欲しい」とか思うことってありますか?

バンダイ:たしかに、Tシャツのデザインって多種多様ですもんね!
アパレルだからこそ、自由な切り口で作品の世界観を捉えなおしているデザインもよく見かけます。
以前、横井先生が「SDガンダムは自由だ」って仰っていましたが、そういう意味で言うとTシャツというキャンバスは意外と親和性が高いのかもしれません。
今回、横井先生には本企画を通して“服ならではの切り口”で「SDの魅力」を再発見できるような、そんなデザインに迫っていただけると嬉しいです!
ちなみに、Tシャツのデザインイメージってぼんやりと湧いてたりされます…?

元ネタがあり、パロディとして生まれたSDシリーズだからこそ、何かをベースにしたデザインにはしたいと思うんですが…。あと、SDならではの『かわいさ』『かっこよさ』っていうところは大事にしたいかな…。
バンダイ:産みの親である横井さんだからこそ、SDの魅力はそのままにデザインしてほしいです!
ちなみに、“服だから出来ること”を考えるにあたって、今までのカードや立体商品では出来なかったデザインとかってありましたか?
横井先生:う~ん。たしかに過去に手掛けたイラストの中では、むしろアパレル向きのものはあった気がします…。例えば過去に商品化したパッケージのデザインで、キャラクターを使って迷彩調にしたデザインとかありますよ。
バンダイ:え、そうなんですか!それって見せてもらうことできますか?!


バンダイ:おおお!たしかに、SDキャラたちが総柄っぽくなっていますね!
横井先生:思ったより迷彩ではなかったですね(笑)
でも、初期の頃の元祖のパッケージって、背景にこういう小さいキャラクターを柄っぽく小さくちりばめていたんです。
こういう方向性で、より本格的な”総柄”としてデザインを落とし込んでみるのも面白いかもしれませんね。
バンダイ:たしかに、それはカードや他の立体商品では出来ない、服ならでは切り口です!

バンダイ:『SDガンダム』というタイトルである以上、やっぱりガンダムが中心になりやすいんですね。 敵キャラをメインに据えて、ガンダムが引き立て役になるというアプローチも新しいかもしれません。
ただ、それを総柄に出来るかっていうと難しそう!
あえて総柄にする必然性や意味がないといけないですもんね。
横井先生: アパレルならではの総柄にする必然性があり、パロディがルーツであるSDの魅力が生かせるモチーフ…って何かありますかね…。
バンダイ:うーん……。
横井先生:……。
バンダイ:……。
横井先生:……ん?
バンダイ:……あれ?
横井先生&バンダイ:アレだ!!!
ブレストの末、閃いたデザインとは?!
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